『個人再生』なら【弁護士法人心】まで

「個人再生した場合の財産」に関するQ&A

個人再生すると所有している車はどうなりますか?

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2021年12月7日

1 個人再生とは

個人再生とは、裁判所を通じて借金の額を減らし、一定期間内(原則3年。特別の事情があるときは5年。)で完済を目指す手続きのことをいいます。

2 所有している車はどうなるのか

⑴ ローンが残っている場合

車のローンが残っている場合、その車の車検証には、車の所有者としてディーラーやローン会社の名前が、車の使用者として個人再生をしようとしている方の名前が記載されている場合が多いです。

これは、ローンを組む際に「所有権留保」といって、ローンを完済するまで車の所有権をディーラーやローン会社が残し、ローンを完済したら所有権が移転するという契約内容となっているためです。

個人再生をすると車のローンが完済できなくなりますから、所有権が移転することもないため、車は引き揚げられてしまいます。

もっとも、ローンを組んでいても契約内容として所有権留保をつけていない場合や、約款等の定めによっては所有権留保の対抗要件を満たしていないという判断もあり得ますので、車検証の所有者が誰になっているのかや、弁護士に相談することをおすすめします。

⑵ ローンが残っていない場合

車を購入する際にローンを組まずに一括で購入した場合や、ローンを組んで購入したが既に完済している場合には、車の所有権は本人にありますので、車が引き上げられることは原則としてありません。

3 ローンが残っていても車を残せる場合がある

車のローンが残っている場合でも、ローン会社との間で車の評価額を返済する代わりに車を引き揚げないという合意(別除権協定といいます。)を結ぶことで、車を残すことができる場合があります。

ただし、他の債権者に対しては全額を弁済せず、ローン会社に対してのみ返済を続けることは、債権者を不平等に取り扱うことになり本来は許されません。

したがって、この別除権協定によって車を残すことができるのは例外的とされており、やむを得ない事情があることを裁判所に認めてもらう必要があります。

4 個人再生に関するご相談は弁護士法人心まで

個人再生をお考えで弁護士をお探しの方は、当法人までお気軽にご相談ください。

当法人では、借金問題での法律相談は原則無料で行っております。

弁護士紹介へ

スタッフ紹介へ

お問合せ・アクセス・地図へ

お問合せ・アクセス・地図へ